1985-11-14 第103回国会 衆議院 社会労働委員会 第1号
まず第一の中国残留日本人孤児の肉親捜しのための一時帰国及び永住希望者の定着援護につきましては、日中両国政府並びに民間関係者あるいは団体等の並み並みならぬ御努力によりましてここ一両年大きく前進いたしましたことは御同慶の至りでございまして、敬意を表しますとともに深甚な感謝を関係者の方々に申し上げる次第でございます。
まず第一の中国残留日本人孤児の肉親捜しのための一時帰国及び永住希望者の定着援護につきましては、日中両国政府並びに民間関係者あるいは団体等の並み並みならぬ御努力によりましてここ一両年大きく前進いたしましたことは御同慶の至りでございまして、敬意を表しますとともに深甚な感謝を関係者の方々に申し上げる次第でございます。
こういう方々に対する定着援護は、先ほど申し上げました金銭的な面のほかに、公営住宅のあっせんでありますとかあるいはその他、生活が当面困難であれば一般福祉施策で対応する。具体的に申し上げますと、生活保護でありますとかそういうことで対応しておるわけでございます。
厚生省といたしましても、日本語の習得のための語学教材の支給、それから生活指導員の派遣等の定着援護施設を行ってきたところでございます。
○吉江説明員 この方たちは永住の意思を持って帰国におなりになりまして、私どもが帰国直後の定着援護を行った数でございまして、おおむねの方は日本で生活しておられるかと思いますが、一部あるいはお帰りになった方もおられるかもしれません。私どもとしては、引き揚げ後相当期間経過して向こうにお帰りになられます方の数は把握しておりません。
先ほどもお話がありましたが、毎年六百人ぐらいの移住者に対して二十数億の金を使い、四、五百人の事業団職員がおるという御指摘でございますけれども、われわれが対象にいたしておりますのは、これらの新しい移住者のみならず、すでに移住した人々の定着援護もやっておるわけでございまして、中南米だけとりますと、戦後約六万人以上のの移住者がおります。
この際、移住政策を再検討し、工業技術者の移住の推進をはかるとともに、移住者の定着援護に遺漏のないよう措置を講ずべきである。 (4) 国が地方公共団体等に交付する補助金には、同一ないし類似のもの、金額が零細なもの、及び実情に合致しなくなったもの等が見受けられる。これらにつき全面的に再検討を行ない、補助金の統合、整理等、予算の効率的使用をはかるべきである。
○政府委員(実本博次君) 簡単に申し上げますと、引き揚げ者に対します援護措置といたしまして、終戦後今日までとられてまいったもの、応急援護措置と、それから定着援護措置というふうな二つの種類に分けて見てまいりますと、応急援護といたしましては、とりあえず、上陸地に着かれましたときに、応急援護として帰還手当といったようなものを一人一万円、それを差し上げている。それから医療品、日用品等の支給をやる。
そうしてそれ以外は、海外協会連合会に対しまする補助金、これは移住推進のための費用でございまして、宣伝啓発から移住地における定着援護の補助、これは医療、教育及び移住地におけるブルドーザー、その他機械施設をやる、あるいは海協連の職員の援助、地方海協に対する援助というものがございます。
○細田委員 東北地方派遣委員の受田、長谷川の御両名を代表いたしまして私から今回の引揚者の定着援護状況及び留守家族援護状況調査のための東北三県の視察につきまして、特に問題となりました数点につきまして御報告をいたしたいと存じます。 第一は、引揚者住宅の状況であります。
————————————— 本日の会議に付した案件 参考人出頭要求に関する件 ソ連地区残留同胞引揚状況及び受入援護状況に ついて、派遣委員より報告聴取 引揚者定着援護並びに留守家族援護状況につい て、派遣委員より報告聴取 ソ連及び中共地区残留同胞引揚に関する件 ————◇—————
○田口委員長 次に、引揚者定着援護状況並びに留守家族援護状況調査のため、東北地方に派遣せられました委員よりその調査報告を求めることにいたします。細田義安君。
ただいま議長に申し出ることにいたしました閉会中審査案件が付託されました場合に、近目中に海外よりの引き揚げが予定されておりますので、その際の調査、その他引揚者の定着援護等の実地調査を必要とする場合には、委員を派遣し、調査を行いたいと思います。この委員派遣承認申請の手続等は、委員長に御一任願うことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
揚課長) 石塚 冨雄君 厚生事務官 (引揚援護局援 護課長) 小池 欣一君 厚生事務官 田島 俊康君 労働事務官 (職業安定局 長) 江下 孝君 ————————————— 本日の会議に付した案件 留守家族及び遺家族援護に関する件 引揚者定着援護
留守家族及び遺家族援護に関する件並びに引揚者定着援護に関する件について、調査を進めます。 直ちに両件を一括して質疑を行います。櫻井奎夫君。
――――――――――――― 本日の会議に付した案件 参考人出頭要求に関する件 海外同胞引揚に関する件 引揚者定着援護に関する件 遺家族援護に関する件 ―――――――――――――
本日は、海外同胞引揚に関する件及び引揚者定着援護に関する件について、調査を進めます。 直ちに両件を一括して質疑を許します。櫻井奎夫君。
————————————— 本日の会議に付した案件 派遣委員より報告聴取に関する件 海外同胞引揚に関する件(日ソ交渉におけるソ 連地区抑留同胞の引揚問題) 引揚者定着援護に関する件 —————————————
モロタイ島から引き揚げて参りました九名のうち六名は、前にも述べましたように台湾出身の人たちでありまして、日本人五名の方々はそれぞれ帰る家もあり、定着援護等に関する問題も少いのでありますが、台湾の方々は帰国と同時に中国籍を得、入国手続もあわせて行うこととなっており、これからは中国人としての新しい人生を踏み出すのであります。
また引揚者の定着援護に必要な引揚住宅につきましては新規引揚者分として二百三十戸、北海道にある老朽集園収容施設の疎開用として五百戸を建設省において建設する第二種公営住宅の中より優先確保することになっており、前述の集団収容施設でなお使用可能の施設の補修のため七百余万円を前年度に引き続き計上いたしているのであります。
また引揚者の定着援護に必要な引揚住宅については新規引揚者分として二百三十戸、北海道にある老朽集団収容施設の疎開用として五百戸を建設省において建設する第二種公営住宅の中より優先確保することになっており、前述の集団収容施設でなお使用可能の施設の補修のため七百余万円を前年度に引き続き計上いたしているのであります。
ところが今度、これも御説明の終りにあるのですが、引揚者の定着援護に必要な引揚げ住宅については、新規引揚者分として二百三十月、北海道にある老朽集団収容施設の疎開用として、五百戸を建設省において建設する第二種公営住宅の中より優先確保することになっておる、こう書いてある。これは別に新しい予算を持たなくてもいけるわけです。同和地区の住宅改善をやろうとすれば、建設省との話し合いでかようにできたはずなんです。
また引揚者の定着援護に必要な引揚住宅につきましては、新規引揚者分といたしまして二百三十戸、北海道にある老朽集団収容施設の疎開用として五百戸を建設省において建設する第二種公営住宅の中より優先確保することになっており、前述の集団収容施設でなお使用可能の施設の補修のため七百余万円を 前年度に引き続き計上いたしているのであります。
なお、引揚者の定着援護につきましては、引揚者に対する住宅の供与について、引き揚げ開始当初は、国庫補助事業といたしまして、旧兵舎、工員寮等を補修転用いたし、集団収容施設の設置をいたしまして、これは七万七千七百八十九戸に相当する分によりまして、措置して参ったのでございます。
まず、海外残留同胞の引き揚げ問題については、来る十一日に大成丸が、十六日に興安丸が、それぞれソ連地区残留同胞、中共地区残留同胞を乗せて舞鶴に入港する予定と、日ソ交渉の再開進展を期待する現況にあり、また定着援護、留守家族援護等、各般の問題がいまだ残されておりますので、これらの各般の問題について調査を進めるため、その現況について、当局より説明を聴取いたしたいと思います。
――――――――――――― 本日の会議に付した案件 ソ連地区残留同胞引揚(日ソ交渉における残留 同胞引揚問題)に関する件 引揚者定着援護(引揚者住宅の問題)に関する 件 留守家族援護に関する件 閉会中審査に関する件 委員派遣に関する件 請 願 一 在外未帰還同胞の帰還促進に関する請願( 亀山孝一君紹介)(第六八二号) 二 同(中村時雄君紹介)(第六八三号) 三 同(仲川房次郎君紹介
本日は引揚者定着援護に関する件及び留守家族援護に関する件について質疑を行いますが、その前に、この際日ソ交渉における未帰還同胞の問題について特に発言を求められておりますので、これを許します。中山マサ君。